途中までは良かった

バンダイチャンネルで「装甲騎兵ボトムズ」を
52話まで全部観ました。今まではサンライズのアニメだという事と
主題歌ぐらいしか知りませんでした。

主人公の兵士キリコ・キュービィーが軍の命令に従って攻撃したのは
味方の基地。そのとある部屋で謎の女性と「偶然」出会い、
軍はその女性の存在を知ってしまったキリコを抹殺しようとして失敗。
キリコは生き延びるものの、何処へ行っても戦闘に巻き込まれる毎日。
なぜ自分がそこまで追われるのか、女性の謎、軍が何を隠しているか、
それを知るためにただひたすら戦い続ける。途中まではそんなお話でした。
「ボトムズ」というのは人型兵器で、性能に関しては一部を除いてほぼ横並び。
ロボットアニメとしては異質です。

キリコは生き延びてから最初に着いたウドの街という
ヒャッハー的な街で出会った3人の男女と出会いました。
金に人脈のある太った中年男性ゴウト、元空軍パイロットで
お調子者のアフロ男バニラ、キリコに惚れてついてきた
少女?のココナ。ゴウトとバニラはキリコを金の為に
利用して手助けしたり一緒に行動したりしていましたが、
途中からはココナみたいな男女の惚れ方とは違いながらも
キリコの真っ直ぐ過ぎる行動に惹かれ、ウドの街が崩壊して
物語の舞台が別の場所、更に別の場所へと移されても
3人のキリコとの縁は切れませんでした。

謎の女性は戦闘マシーンとして培養された特殊な人間(PS)
と判明し、どの軍もその開発に力を入れ、その銭闘力を求めていました。
キリコがこの女性と何度か出会い、互いに惹かれ合って求めるようになってから
物語の方向性が若干変化していきます。軍がPSよりも
キリコへ執心するようになったからです。オチを先に言ってしまうと
古代人の意思集合体によるコンピューターシステムが
創らせた「神の子」だったから。軍の戦争も、PSとの出会いも
全てコントロールされた「必然」だったのでした。
途中で変にオカルトチックな展開になっていったので嫌な予感はしていました。
最後は神を継承した振りをして軍に居た頃のような非情な行動を取り、
コンピューターシステムに辿りついたらそれらを破壊して終わり。
最後はなぜか女性と二人でコールドスリープに入り、
ゴウト達に宇宙に飛ばしてもらって「完」。
うーん、戦いは集結していないし何も解決していないような。
昔の富野作品のリセットボタンみたいなエンドも酷いけど
高橋監督はこういうラストを描く傾向にあるのでしょうか。

続編のOVAがあるようですが、
バンダイチャンネルの見放題コースに
ラインナップされていないので買ってまでして見ないと思います。
同監督の別作品も見てみますかね。
気が向いたら「機甲界ガリアン」に挑戦です。

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