金と命のトレードオフ

今年のGWは私が友達の所へ遊びに行く形を取ることにして
高速バスの予約をしました。それが明日なんですが、
姉が明日の同じ会社のバスを利用して東京からこちらにやってきます。
入れ替わりです。着いた私と発つ前の姉で会おうと思えば会えますが、
時間が勿体無いので遭いません。そんな事を思っていたら
土曜日に藤岡ジャンクション付近で例の事故が起きました。
バスのルートであるだけに、怖くなりました。

テレビで政治のニュースをやらない口実になるのは嬉しくありませんが、
今後も検証と報道を行い、ツアー企画型の実質的路線バス商法を
再び規制の方向になった方が良いです。直接的な原因は運転手の
居眠り運転に重ねて遮音壁とガードレールの構造ですが、
根本的な原因はバス会社が無茶せざるを得なくなった
ツアー会社との契約にあります。ツアー会社が客を集めて
バス会社は契約に従って走る。でも実質的に客を運ぶのはバス会社だけ。
件の路線は夜行で500km以上走らせても
もらえるのは10万円にも満たない額だとか。こんな契約では
まともな運用が出来るわけがありません。
そして一番の原因は「規制緩和」。実質的に定期運行の路線バス状態を
ツアーバス扱いで登録することで、通常の路線バス会社が守っている規則を
スルー出来るからいけない。こんな状況を作り出した
小泉・竹中の経済的な罪は重い。私みたいに普段から安いものばかりに手を出すのも
悪いことは悪いのですが、「悪貨は良貨を駆逐する」の通りに
安かろう悪かろうの悪い部分をあまり考えないで買ってしまうのが
貧乏人の心理です。その低い部分で需給曲線が交わっているのを
修正するのが国やその後ろの官僚や研究機関なのに、
大企業や大元だけ儲かって貧乏人を量産する仕組みをさらに作り、
需要をさらに低い部分に置いてしまった。
ここから元に戻すのだって難しいのに、消費税増税で更に終わります。

(追記)
規制緩和自体は20世紀中に行われたから
政権は関係は無いらしいです。でもやはりこの流れは
もっと早く止めるべきでした。

バスの話に戻りますが、厚労省が打ち出した「ツアー会社がバスを回す」
事だけは最低限行うべきです。私が2年前から利用している会社は
たまたまその最低限のラインでした。それでもやっぱりツアーバスはツアーバス。
たった一人で業務をこなすのだから路線バスより安い分のリスクは覚悟しないと。
明日からは天気も悪くなります。昼間の私のバスも夜の姉のバスも
他の全ての自動車も事故が無い事を祈ります。

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